おせち 海外

海外でもおせちを用意するべきか?

欧州在住の30代主婦です。ある年の1月上旬、たまたま在住日本人どうしが、数人集まったところに出た話題です。「今年、おせちどんなの作った〜?」

 

これには内心、驚きました。私はこの国に移住して以来、おせち料理どころかお雑煮も作ったことはありませんでした。第一、日本食材がほとんど手に入らないのですから、日本食じたい用意するのがとても難しい所なのです。

 

ですので皆さんの話をおとなしく聞いていると、なんと「大都市の日本食材スーパーへ買い出しに行った」だの「そこでおせちを注文して、配達してもらった」等の並々ならぬ苦労が語られていったのです。

 

あとでその食材店のサイトで調べると、日本の高級デパートもびっくりするような、法外な値段がつけられていました。知人たちはそこまでできる余裕があったのでしょうが、私にはとても手が出ないレベルでした。ですが仮に余裕があったとしても、私自身はおせち料理をお正月の食卓に具すかどうかは、疑問です。

 

日本の伝統に異を唱えるわけでは、全くありません。ただ、入手困難なものを無理して揃えるよりは、現地の風習にそって「その国のお正月の食事」を食べてみるというほうが、経験としてはより豊かなものになるのではないかな、と感じるのです。

 

そういうわけで我が家は毎年、現地式のお正月ご飯です。時々はおせちが懐かしく感じることもあるのですが、それは「お正月に一時帰国できる場合に、楽しみにとっておこう」と前向きに考えています。

 

海外で手作りおせち、日本にいなくてもお正月を満喫

国際結婚をしてアメリカ在住なのですが、年末に日本に里帰りが出来ない年には、必ずこちらで日本のおせち料理を手作りしています。日本のおせちは内容が大変凝っていて、使われている食材も高級品が多く、購入すると軽く2、3万円はします。

 

こちらでは、勿論おせちの習慣は無いのですが、やはり日本人ですので、お正月位は優雅な気分に浸りたいです。外国人の夫も食べてくれる様な、和洋折衷のおせちを作っています。出来合いの物は手に入らないので、スーパーで購入出来る食材で試行錯誤していますが、日本円で2000円もかかっておらず、でも見た目は豪華でお洒落なお手軽おせちが出来上がります。

 

大体毎回入れるのは、だし巻き卵、魚介のセビーチェ、黒豆、栗きんとん、ごぼう巻き、ローストビーフ、ポークリブ等で、伝統的な物はあまり入っていないのですが、それでもやはり重箱に入れると気分が違います。今年も里帰りの予定は無いので、おせち料理の献立を考えるのが今からすごく楽しみです。